女性患者さんは男性看護師のことをどう思いますか?

女性患者さんの場合「男性看護師にはあまり身体的な世話をしてほしくない」と考えるのが一般的な考えでしょう。

仮に私が女性患者だったとしても、男性看護師に身体的ケアをされることに対して抵抗を感じると思います。

食事介助や移動移行介助、洗面介助や体位変換介助であれば、男性看護師の介助に対してそれほど抵抗が無いかもしれません。

むしろ、女性看護師よりも体力がある男性看護師ですから、女性患者さんは移動移行介助を安心して受けることが出来るでしょう。

しかし入浴介助や清拭介助、おむつ介助などの場合には、他の女性患者さんと同じように拒否的態度をとるでしょう。

女性であれば当然のことなので、男性看護師であることについてそれほど深く考え悩む必要はないかもしれません。

「認知症の患者さんだから男性看護師の介助でも大丈夫だ」と考えるのは間違いでしょう。

認知症の患者さんでも症状によって反応が異なりますから、すべて駄目すべて良いとは決めつけることが出来ないのです。

男性看護師に体を触れられることで、ますます不穏になる女性認知症患者さんもいるからです。

反対に男性看護師が好きで、同じケアをされてもニコニコしている女性患者さんもいます。

女性患者さんが男性看護師に対して不安に感じることは?

男性看護師の場合、女性患者さんに接する時やケアをする時には、十分注意して接しなければならないでしょう。

特に抵抗がひどく不穏になる女性患者さんの場合には、おむつ交換は女性看護師に変わってもらうなどの考慮も必要ですね。

男性看護師は、女性患者さんの対応に関して看護師の仕事以外にも考慮しなければならないのです。

自分が男性看護師であるという事について「患者さんの対応面で病棟スタッフに迷惑をかけているかもしれない」と悩む人がいるかもしれません。

しかし誠実に一生懸命接していくうちに、患者さんの信頼を得て身体的なケアも拒否されなくなるでしょう。

すぐ忘れてしまう認知症の患者さんについては、同じケアをしていてもその都度異なった反応をさせるかもしれませんが「病気だから仕方がない」と前向きに考えましょう。

男性看護師が女性患者さんに注意しなければいけないことは?

当然ですが、女性患者さんの身体的なことを当人の前で話すことは厳禁です。

冗談のつもりで話すことが、患者さんにとっては不快に感じることもあります。

男性看護師の場合には女性看護師よりもより、女性患者さんに対しての細かな気配りが必要かも分かりませんね。女性は何歳になっても羞恥心を持っています。

人にもよりますが、羞恥心については男性よりも女性の方が強いかもしれません。排泄介助を頼むときにも、男性看護師には言いにくいために我慢してしまう女性患者さんもいます。

排泄時間の間隔などを見て、男性看護師側から患者さんに声をかけるなどの気遣いも必要になりますね。

それでも遠慮したり抵抗感から排泄介助を拒むような女性患者さんであれば、女性看護師に頼むのがようでしょう。

患者さんの精神的な苦痛を取り除くために、必要であれば男性女性問わず看護師間で協力して仕事を行わなければなりません。

男性看護師が女性患者さんに気を使わなくても良い職場は?

男性看護師が多数の診療科目のある病院に就職した場合、精神科に配属されるケースが多く見られます。

精神科は、腕力や体力に優れた男性看護師が求められている職場のひとつでもあります。

急性の重症患者さんを担当するICU看護師や手術室看護師など、瞬時の的確な判断力と行動力が必要とされる部署でも男性看護師の割合が高くなっています。

こうした部署では高水準の知識や看護技術が求められますが、体力や精神力も必要ですから男性看護師には適した職場といえるでしょう。

男性患者さんの比較的多い脳外科や人工臓器科、臓器移植科などでも男性看護師が増えています。

これまで女性看護師が多かった小児科看護師や美容整形外科に転職する男性看護師も増える傾向にあるようです。

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この記事を書いた人

現役看護師「キヨミ」

北陸地方の大学病院で外科病棟に2年勤務し、その後総合病院にて、呼吸器・循環器・消化器・血液内科と内科系を中心に勤務をしてきました。

学生指導や教育担当を経て、今は皮膚排泄ケアの認定看護師として活動しています。

60歳を超えるまで、ずっと看護師一筋で働き続けてきた経験を活かし、悩める看護師さんたちの励みになる記事を書いていきたいです。

  • 保有資格・・・正看護師・ケアマネージャー
  • 出身・・・石川県
  • 年齢・・・62歳
  • 職務経験・・・大学病院・総合病院・訪問介護施設
  • 診療科経験・・・外科・呼吸器・循環器・消化器・血液内科・老年科

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