看護師がバイタルチェックする理由は?

看護師がバイタルチェックする理由は?

看護師がバイタルチェックをするのは、看護業務の一つです。看護師の仕事をするにあたり、まず最初にしなければならないことです。

日勤の場合には、まずバイタルチェックをして患者さんの状態に異常がないか否かについて観察確認します。いつもと同じ状態であれば問題なく、いつもと同じような日常のケアを行うことができます。

異常な点があれば、その異常な状態が解決するように医師の指示に基づく処置やケアが行われるのです。例えば、排尿が少なかったり出ていない場合には、医師に報告し尿の出るような注射をしたり点滴をします。

飲水量が少なければ、水分摂取を進めます。食欲がなければ患者さんの要求するもので水分の多いものを選びます。

患者さんの状態により行う看護が異なってくるので、その日の患者さんの状態を把握しておくことは大切なことです。

例えば、患者さんが発熱している時には清拭などを行うでしょうから、解熱する時を知らなければ清拭などもできません。

また、血圧が高ければ、その時に理学療法士に連絡を取りその旨を知らせなければならないでしょう。

血圧が上がった日がちょうど入浴日であれば、入浴できないことを担当者に連絡しなければなりません。吐き気があるときには、食事は吐き気が治まってからにしてもらいます。

嘔吐する様だったり、吐き気が続くようなら医師の指示に従い点滴などが始まるでしょう。医師の診察の結果、欠食の指示が出れば、栄養部に電話をして食事を停止してもらい、欠食の伝票も出さなくてはなりません。

すべては看護師のバイタルチェックから始まり、バイタルチェックに終わるといってもよいくらいに、バイタルチェックは医療や看護の基本になるのです。

看護師は患者さんの体の状況に応じてケアを行うのですから、患者さんの体の状況を把握できるバイタルチェックは必ず行わなければならないのです。

看護師がバイタルチェックするその内容は?

看護師がバイタルチェックするその内容は?

看護師がバイタルチェックを行う内容とは、一般的には、体温、脈拍、血圧、呼吸数、血液中の酸素濃度です。

そのほかに、顔色や口唇色、尿量、排便の有無、食事摂取量、浮腫、皮膚の状態、痰の有無、口腔内の状態、発汗や冷汗、振戦などです。声をかけて、眼球や意識状態、発声や返事の有無、表情などのその反応も見ます。

チェックしたことは検温表や看護記録に記載し、異常なことはリーダーや医師に報告します。報告により、対処療法だけを行いそのまま様子を見る時と、指示による処置を行うことがあります。

バイタルチェックで異常が見られない場合は、定時の看護計画に従った看護ケアを行います。

看護師がバイタルチェックをする時の注意点は?

看護師がバイタルチェックをする時の注意点は?

看護師がバイタルサインを正しく測定することは基本です。血圧測定するときの体位は、座位時も臥床時にも無理のない姿勢で行います。

患者さんが体動している時であれば、少し時間をおいて測定するなど、看護師はなるべく正確な値が測定できるように工夫します。

検温時も、なるべく正確な値が測定できるように配慮します。発熱してクーリングしている時の再検の際には、クーリングして体を冷やしていない部位で検温します。

アイスノンで冷やした部分で測定したのであれば、体温は下がっていて当然です。そのようなミスを犯す看護師はもちろんいないはずです。

バイタルサインは正確な値を測定し正しく判断することが、看護師にとって基本的なことです。

その日の日勤のリーダーは、担当の全ての患者さんに関して、バイタルチェックしてを状態の把握しておかなくてはなりません。急変時には、それ以前のバイタルを医師に報告しなければならないでしょう。

看護師転職サイトに相談しましょう

1位:マイナビ看護師

マイナビ看護師さんは口コミでの人気が高い看護師転職サイトですね。非公開求人が多く高収入の求人に強いので、イチオシですよ。


2位:ナース人材バンク

ナース人材バンクさんは業界では老舗ですので安心ですね。確実な転職をしたい看護師さんは、こちらも併用しましょうね。


※非常勤(パート・アルバイト・派遣)をご希望の方は、 こちらへどうぞ。

この記事を書いた人

現役看護師「キヨミ」

北陸地方の大学病院で外科病棟に2年勤務し、その後総合病院にて、呼吸器・循環器・消化器・血液内科と内科系を中心に勤務をしてきました。

学生指導や教育担当を経て、今は皮膚排泄ケアの認定看護師として活動しています。

60歳を超えるまで、ずっと看護師一筋で働き続けてきた経験を活かし、悩める看護師さんたちの励みになる記事を書いていきたいです。

  • 保有資格・・・正看護師・ケアマネージャー
  • 出身・・・石川県
  • 年齢・・・62歳
  • 職務経験・・・大学病院・総合病院・訪問介護施設
  • 診療科経験・・・外科・呼吸器・循環器・消化器・血液内科・老年科

ページのトップへ戻る