看護師がラウンドするときは?

看護師のラウンドは夜勤の仕事の一つです。夜間に患者さんが寝ている時間帯にも、患者さんたちに異常がないことを確認するために病室を看護師が回って歩くのです。

ラウンドの回数や、何時間おきに行うかなどについては、各診療科や病棟、患者さんの状態によって異なります。多くの病棟では、1時間おきくらいに行います。

看護師は懐中電灯をもって病室を順番に回ります。病棟によっては1時間ないし2時間おきに体位変換が行われるために、その時間帯がラウンドになることもあります。

夜間は夜勤の看護師が、病棟の患者さんの症状や起こることすべてに責任を持たなくてはいけません。患者さんの状態について把握しておかなくてはならないのです。

もちろん患者さん一人一人の看護記録も書きますし、異常があった時には後で詳しく医師に報告しなければならないのです。患者さんの症状について把握していなかったとは言えない、責任ある仕事をしているのです。

看護師がラウンドしない職場はありますか?

看護師がラウンドをしない病棟はありませんが、自立度の高い患者さんが多い病棟や、異常が起こる可能性の低い患者さんの場合には、ラウンドの回数は3時間おきと少なくなるかもしれません。

しかしラウンドは、夜勤の看護師の仕事の一部ですから、看護師がその仕事をしなくてもよくなることは殆どないでしょう。

ラウンドが頻回に行われる場合とそうでない場合とでは、夜勤の仕事をしても疲れ具合が違います。

ラウンドを頻回にするということは重症の患者さんが多いということです。患者さんに何らかの異常や危険なことが起こる可能性があるから、ラウンドを頻回行わなくてはけないのです。

例えば認知症の患者さんの場合には夜間何をしているかわからないので、看護師が自分の目で確認しなければ不安になります。病衣をを脱いでいるかもしれないし、おむつを外しているかもしれないのです。

自分が歩けないのに、歩けるものと勘違いしてベッドから音もなく滑り落ちているかもしれません。急に吐き気がしている患者さんがいるかもしれないのです。

コールをしてきて、自分で訴えることができる患者さんの場合にはまだよいのですが、看護師に症状を訴えることをできない患者さんもいます。

自分の知らないところで何が起こっているか不安ですから、ラウンドをしない病棟はないでしょうね。

看護師がラウンドする必要性は?

看護師がラウンドをする必要性についてです。重症の患者さんの場合には30分おきに血圧を測るとかするので、ラウンドの回数は数えきれないくらいになります。

また吸痰の必要な患者さんに対しても、1時間おきくらいか30分おきくらいに病室を訪れて痰を取ります。吸痰の必要な患者さんのところへは頻回に出向きます。

そんな患者さんが何十人もいる病棟であれば、ラウンドなどと言っていられません。時間を見てラウンドに行くというのではなく、窒息予防のために患者さんのそばへ行くのです。

または危険予防の為の観察をするためにラウンドをします。患者さんがベッドから落ちそうになっていないか、排泄に関して処理ができずにいないかなど、それぞれの患者さんに対していろいろな行動が予測されます。

患者さんが何事もなく安眠できるように、スムーズに看護ができるようにラウンドします。

重症の患者さんに対しては1時間おきにバイタルチェックすることもあります。血圧や尿量をチェックしたり、酸素がちゃんと行っているかなど呼吸管理もします。

胃や排尿チューブを引っ張って抜こうとしていないか、または抜けることがないようにチューブの管理もします。輸液が適切に滴下しているかについてもチェックします。

夜間も患者さんについてのいろいろな見守りや把握をしておかなければいけないので、看護師にとってラウンドは必須です。

夜間に特に不穏になって訴えが多くなる患者さんもいますから、ラウンドは1時間おきにするなどとは言っていられません。

それぞれの患者さんの訴えや症状に応じて、看護師は頻回に患者さんのところへ行きます。ラウンドを何回しますかと聞く病院は、結構ゆとりがある病院でしょう。

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