看護師は夜勤で急変に遭遇した場合、どうしますか?

急変した時にはまず当直医師に連絡します。そして、医師の指示に従った処置を行います。

しかし、患者さんの容態について、数日前からの経過観察をしっかり行っていると、殆どの場合急変する可能性のある患者さんを予測することができます。

それは、レントゲンや採血結果や尿量や食事摂取量、血圧や体温などのバイタルチェックから医師も看護師も予測ができます。

突然の急変を避けることができるように、医師が治療に専念し看護師が観察や処置などを行います

しかし、患者さんの疾患や症状により、突然予測しないことが起こる可能性はあります。

そんな時には前もって、夜勤の時に急変することを予測して、その可能性のある患者さんについて担当医から家族へ病状説明をしておくことが大切です。

急変がいつ起きるかわからないということを家族が認識しているか否かで、そのあとの家族の看護師や医師に対する言動が大きく違ってくるのです。

仮に患者さんが急変することがあっても、そのことについての家族への説明がなされていて納得しているというのであれば、その後のスタッフの家族への対応も容易になるでしょう。

病状についての説明がなされていない場合には、家族は急変することを考えていないのですから、急変したことについて驚くのは当然ですし、看護師や医師に対して不満や怒りを持つかもしれないのです。

担当医師ではない当直医師は初対面の家族への説明をしなければなりませんが、経過について詳しく理解していないので家族への対応も難しくなるでしょう。

夜勤の看護師も、家族への言動について神経を使うことになります。

看護師の夜勤時に患者さんが急変することはありますか?

治療をしていても、患者さんの年齢や疾患病状により急変するということはあります。

状態が良くない患者さんについては予測できますから、観察を十分に行い異常の早期発見ができるようにバイタルチェックを頻回に行うなどの対処をします。

しかし日勤中は症状に異常がなくても、夜間に事故が起きる場合もあります。ベッドから転落し、骨折したり、出血し何針も縫うことになる患者さんもいます。

少し前まで普通の症状でも、急に喘ぎ呼吸になったり努力呼吸になる患者さんもいます。

バイタルをとりながら、看護師も心臓がパクパクなのです。

「もしかしたらこのまま駄目かもしれない」「そんなことには絶対させない」など、いろんな考えがよぎり一気に緊張感が走ります。

急変が予測できる患者さんと違い、予測していなかった患者さんが急変した場合には、夜勤の看護師は一気に血の気が引く思いがしますね。

何があってもすべて自分の責任になるのですから、どの看護師も責任感を持って一生懸命に仕事をします。

患者さん全員が無事で何事もなく朝を迎えると、ホッとして力が抜ける思いがします。忙しい仕事をやり遂げたという充実感と満足感でアドレナリンがすごく出ます。

夜勤明けの看護師は、一晩中起きていて朝は疲れているはずなのに、活気があるのはその為かもしれません。

それだけ夜勤の仕事は精神的に大変だということですね。

看護師が夜勤時に急変に対応しなくてもよい職場ありますか?

一般病院ではなく福祉施設などに勤務すると、急変時の対応をすることは殆どないでしょう。

病院で治療を受けている患者さんの看護をするのではなく、福祉施設では利用者さんの生活の援助をするのですから急変時の対応という仕事は激減するでしょう。

クリニックに勤務する場合も、急変する患者さんへの対応の仕事は少ないです。

急変するような疾患の患者さんは、クリニックへ受診しても大きな病院へ紹介しているはずです。

急変時の対応をしない職場もいろいろありますから、看護師転職サイトなどで調べてもらうと良いでしょう。

しかし、緊急時の対応についての経験があると、その経験が看護師としての自信につながります。

またその経験が、長い看護師人生の中で役立つときは必ずあるでしょうね。

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