看護師が夜勤に耐えられない理由は何ですか?

看護師が夜勤に耐えられない理由は、人によってさまざまに異なります。

夜勤をしている間、親の介護ができないとか、子供のことが心配だとか、家庭を持つ主婦特有の家庭の心配事があります。

独身の看護師にはわからない心境でしょう。

夜勤が原因で、夫と不仲になったという看護師もいます。義理の両親との仲がうまくいかなくなり別居したという話もあります。

家庭を持つ看護師を取り巻く、複雑な人間模様が見えてくるようです。

自分を取り巻く環境ばかりではなく、自分自身に問題を抱えることもあります。

夜勤を繰り返すことにより、健康管理がうまくできずに精神面や身体面に症状が現れ、夜勤に耐えられなくなることもあるのです。

健康状態が悪くなると、看護師として夜勤の仕事をしたくてもできなくなりますから、職場の状況によっては退職せざるを得ない場合もあります。

夜勤に耐えられない看護師の仕事はありますか?

どの仕事も患者さんの看護をするにあたり必要なことなのですから、特に夜勤の仕事で耐えられない仕事はないでしょう。

夜間は2時間おきに、患者さんの体位変換をします。

自分で動くことができずに寝たきりの入院患者さんは少なくありませんから、褥創予防のためには体位を変える介助をする必要があります。

ベッドに臥床している殆どの患者さんの背部に両手を入れて、くるりと反対側に向きを変える体位変換です。

看護師は、中腰に体をかがめて患者さんを持ち上げる動作をするので、腰痛を発症する看護師は少なくないのです。予防的にコルセットなどを着用して、夜勤の仕事に入る看護師もいます。

また吸痰をしなければ窒息してしまうような肺疾患の患者さんが多いですから、精神的に疲れますね。

時間ごとの吸痰も欠かせない看護師の仕事です。

病棟中の患者さんの吸痰して歩くのですが、寝ている患者さんにしてみると起こされて吸痰されるわけですから怒る人もいるのです。

怒るだけでなく手を上げて叩かれたり、唾をかけられることもあるのですね。

「とてもじゃないけどやっていられない」なんて思うことも正直あります。

しかし、どんな仕事も看護師の仕事だと思い、使命感をもって働かなければならないでしょう。

看護師が夜間も頑張って働くので、患者さんたちはみな無事で変化なく朝を迎えることができているのですね。

仮に体位変換をしなかった場合には、患者さんの体に変化が起き、一晩で発赤ができたりするのです。

吸痰をしなければ窒息してしまうのです。検温をしなければ発熱の有無がわからず、クーリングや注射、座薬や点滴などの発熱時の処置もできないのです。

看護師の仕事の結果が、すぐに患者さんの症状に現れるのですから、まさにやりがいのある仕事だといえます。

何事もなく朝を迎えることができるとホッとして、やり遂げた充実感でいっぱいになります。

夜勤の朝の看護師を見ていると、どの看護師も疲れとともに充実感に溢れています。

看護師が夜勤に耐えられない場合、どうしたら良いですか?

看護師が夜勤に耐えられないと思ったら、どうしたら良いのでしょうか?

夜勤業務が精神的にも身体的にも苦痛で耐えることができなくなった看護師は、日勤だけの業務に変えてもらえないか上司に相談します。

夜間は看護師長看護主任もいませんから、病棟の患者さんのすべてに関して、夜勤の看護師が責任を持つことになるのですから精神的に負担が大きいのです。

夜勤は、勤務時間が長く、休憩も2時間ほどはありますが睡眠もできませんから、肉体的にも重労働になります。

看護師が不足している病院が多いですから、夜勤業務の免除希望をだしても、受け入れてもらえないのが現状です。

結局、どうしても夜勤ができない看護師は、今の職場を退職して夜勤の無い職場に転職することになるのです。

最近ではワークライフバランスを取り入れている病院が増えてきていますから、看護師が勤務の要望を出しやすい職場環境に徐々に変わっていくでしょう。

働きやすい職場が自分の今働いている職場であることが理想ですが、そうでなくても近い将来そうならないとも限らないのです。希望を持って働きたいですね。

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この記事を書いた人

現役看護師「キヨミ」

北陸地方の大学病院で外科病棟に2年勤務し、その後総合病院にて、呼吸器・循環器・消化器・血液内科と内科系を中心に勤務をしてきました。

学生指導や教育担当を経て、今は皮膚排泄ケアの認定看護師として活動しています。

60歳を超えるまで、ずっと看護師一筋で働き続けてきた経験を活かし、悩める看護師さんたちの励みになる記事を書いていきたいです。

  • 保有資格・・・正看護師・ケアマネージャー
  • 出身・・・石川県
  • 年齢・・・62歳
  • 職務経験・・・大学病院・総合病院・訪問介護施設
  • 診療科経験・・・外科・呼吸器・循環器・消化器・血液内科・老年科

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