精神科で看護師が働きたいなら、仕事内容や特徴、メリット・デメリット、求人選びのポイントを知っておく必要がありますよ。精神科で働きたい看護師さんのためのお話をしましょうね。

精神科の看護師の仕事内容や特徴は何でしょうか?

精神科の看護師の仕事内容や特徴をお話しましょうね。

医療行為はそれほど多くない

精神科の看護師の仕事の特徴の1つ目は、医療行為はそれほど多くないことですよ。精神科の患者さんは確実な服薬が必要ですが、それ以外の医療行為はあまり必要がないことが多いのです。

そのため、精神科の看護師は日常生活援助が主な仕事になるのです。清潔ケアや服薬管理、食事介助などですね。

患者との係わりが治療の一環

精神科の看護師の仕事の特徴の2つ目は、患者との係わりが治療の一環であることですよ。

一般的な診療科では、患者さんとのコミュニケーションは情報収集という意味合いが強いのですが、精神科では患者さんとの係わりは治療の一環になるのです。

精神疾患のある患者さんは、看護師とのコミュニケーション1つで、前向きになったり、不快になってより不安定になったりするのですよ。

そのため、精神科の看護師はコミュニケーションスキルが必要とされますし、どのようなコミュニケーションが必要なのか、どのようにして信頼関係を築いていくべきなのか、患者をしっかりと観察して、かかわりを持っていかなければいけないのです。

精神科で看護師が働く5つのメリット

精神科の看護師のメリットを5つご紹介しますよ。

家事・育児と仕事を両立させやすい

精神科の看護師のメリットの1つ目は、家事・育児と仕事を両立させやすいことです。心身ともにゆとりを持てますし、残業も多くないので、家庭を持っている看護師さん、育児中のママさん看護師も働きやすいのです。

高い専門性を身につけられる

精神科で働くメリットの2つ目は、高い専門性を身につけられることです。精神看護は、とても専門性が高い分野ですよね。

そのため、精神科で働くと、「私はこれ(精神看護)ができます」という強みを持つことができるのですよ。

男性看護師が働きやすい環境

精神科で看護師が働くメリットの3つ目は、男性看護師でも働きやすい環境であることです。男性看護師が精神科で働けば、職場に男性看護師が自分1人しかいないということがほとんどないのです。

また、精神科では暴れる患者さんがいますので、男性看護師が重宝され、女性看護師からも頼りにされます。そのため、肩身が狭い思いをせずに、頼られながら働くことができるのですよ。

患者さんと向き合った看護ができる

精神科の看護師のメリットの4つ目は、患者さんと向き合った看護ができることです。精神疾患は慢性化することが多く、完治までに時間がかかりますので、1人1人の患者さんと時間をかけてじっくりと向き合った看護ができるのです。

コミュニケーションスキルがアップする

精神科で看護師が働くメリットの5つ目は、コミュニケーションスキルがアップすることです。精神科では看護をする上で、患者さんとの信頼関係を築く必要があります。

そのため、精神科の看護師には高いコミュニケーションスキルが求められますし、精神科で働いていると、コミュニケーションスキルをアップさせることができます。

精神科で看護師が働く3つのデメリット

精神科で看護師が働くデメリットは3つあります。

医療行為が少ない

精神科で看護師が働くデメリットの1つ目は、医療行為が少ないため、看護スキルが衰えてしまう可能性があることです。

これからずっと精神科で働いていくという看護師さんなら問題ありませんが、将来的に一般的な診療科に戻る予定の人は、看護スキルが衰えてしまうことは覚悟しておかなくてはいけません。

患者さんからの暴言・暴力がある

精神科の看護師のデメリットの2つ目は、患者さんからの暴言・暴力があることです。

精神科の患者さんは、精神疾患を持っていますので、精神的に不安定であり、正常な判断ができなかったり、感情をコントロールできないので、看護師に暴言を吐いたり、暴力をふるってくることがあるのですよ。

精神的なストレスを感じることも

精神科で働く看護師のデメリットの3つ目は、精神的なストレスを感じることです。精神科の患者さんは、急性期のようにみるみる回復していくことはありません。

そのため、精神科の看護師は自分のやっている看護が患者さんのためになっているのかどうかがわからず、やりがいを感じられず、ストレスばかりが溜まっていくことがあるのです。

患者さんに寄り添って看護をしようと患者さんとの距離を詰めて看護をしていると、患者さんに振り回されてしまい、精神的に疲れてしまうことも珍しくありません。

精神科の看護師に向いている人

精神科の看護師には、次のような人が向いていますよ。

・患者さんとお話するのが好きな人

・専門分野を持ちたい人

・仕事とプライベートを両立させたい人

・医療行為をプレッシャーに感じる人

このような人は精神科に向いていると思います。ただ、精神看護に興味があるという基本的な部分は忘れないようにしてくださいね。

精神科に看護師が転職する時の求人選びのポイント

精神科に看護師が転職する時には、求人選びのポイントを知っておきましょう。精神科といっても、いろいろな職場があって、それぞれ長所や短所があるのです。

精神科専門病院

精神科の職場の1つ目は、精神科の専門病院です。精神科の専門病院のメリットは、精神看護を深めていくことができる点です。院内研修は精神看護に関することがほとんどです。

さらに、いろいろな精神科の分野もそろっています。精神科救急、急性期、慢性期、思春期専門の精神科、アルコール依存症専門、認知症専門などですね。

精神科専門病院のデメリットは、精神科以外の看護をすることができず、看護スキルが衰えやすいことです。

総合病院の精神科

精神科の職場の2つ目は、総合病院の精神科です。総合病院の精神科で働くメリットは、一般的な診療科の院内研修に参加できることです。

また、患者さんも身体的な疾患を合併していることが多く、医療行為が比較的多めになります。

さらに、もし精神科が合わない時でもほかの診療科に異動すれば良いので、転職の必要はないのですよ。

総合病院の精神科のデメリットは、精神科に関する研修が少ないことですね。

精神科クリニック

精神科の職場の3つ目は、精神科クリニックですよ。精神科クリニックのメリットは、なんといってもプライベートを重視できることだと思います。

精神科クリニックは予約制のところも多く、残業はほとんどありません。また、力仕事は少なく、医療行為は採血くらいですので、ゆとりを持って働くことができるのですよ。

精神科クリニックのデメリットは、病棟に比べると、寄り添った看護がしにくいことだと思いますよ。

精神科の訪問看護ステーション

訪問看護ステーションの中には、精神科の患者さんの訪問看護をしているところがあります。

精神科の訪問看護ステーションのメリットは、日常生活の中で、患者さんに寄り添った看護ができることですね。

精神科の患者さんは社会復帰が難しいこともありますので、それを援助していくことで、やりがいを感じることができます。

精神科の訪問看護ステーションのデメリットは、精神科の急性期の看護はできないことですよ。

精神科の看護師の仕事内容や特徴、メリット・デメリット、求人選びのポイントをまとめましたが、いかがでしたか?

精神科で働きたい人は、転職支援サイトを使うと良いですよ。転職支援サイトなら、あなたの希望に合った精神科の求人を紹介してくれるのですよ。

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この記事を書いた人

現役看護師「キヨミ」

北陸地方の大学病院で外科病棟に2年勤務し、その後総合病院にて、呼吸器・循環器・消化器・血液内科と内科系を中心に勤務をしてきました。

学生指導や教育担当を経て、今は皮膚排泄ケアの認定看護師として活動しています。

60歳を超えるまで、ずっと看護師一筋で働き続けてきた経験を活かし、悩める看護師さんたちの励みになる記事を書いていきたいです。

  • 保有資格・・・正看護師・ケアマネージャー
  • 出身・・・石川県
  • 年齢・・・62歳
  • 職務経験・・・大学病院・総合病院・訪問介護施設
  • 診療科経験・・・外科・呼吸器・循環器・消化器・血液内科・老年科

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