看護師の胃腸科での仕事の特徴は?

胃腸科は、胃潰瘍や胆石症、胃腸炎などさまざまな消化器系の疾患を扱う診療科です。消化器科ではありますが医療法では、胃腸科という診療科名でもよいことになっています。

胃腸科の診療の対象となる臓器は食道や胃、十二指腸や大腸や肝臓、胆のうやすい臓などです。胃腸科疾患の症状には、胸やけや胃もたれ、吐き気や胃痛、腹痛などがあります。

自覚症状がない場合も多く、気づいたときには病気がすごく進行していたということもあります。また、下痢や便秘を繰り返したり、血便や黄疸や食欲不振、疲労感や体重減少などの症状がある場合には、胃腸科に関連した疾患が考えられます。

定期検診を行い、病気の早期発見をすることが重要ですね。看護師としては、機会があるたびに病気になる前に病気を予防することの大切さも伝えていかなければならないでしょう。

胃腸科の病棟の雰囲気としては、そんなに暗くはなく溌剌とした感じです。一般に内科の病棟と異なり、手術をして経過が良ければ短期間に元気になり退院していく患者さんが多いからです。退院していく患者さんがいることは看護師としてはうれしいですね。

看護師が胃腸科で働くメリットは?

胃腸科では内科的治療を行うこともありますが、外科的治療を行うことが多いです。看護師は医療補助の仕事や、手術に関した検査や処置、看護を行うことが殆どです。

医療補助の仕事には術後の創部のガーゼ交換が多いです。医師は毎日創部のガーゼ交換をして終結の具合や創部の状態などを観察するのです。

術前の処置には手術についての説明や剃毛や浣腸、マーゲンゾンデの挿入やバルンカテーテルの挿入などがあります。

腸が動いていなければ水分も取れないので、術後の排ガスの有無の確認は大切です。排ガスの有無はその後の治療や経過に大きく影響してきます。

看護師は手術前の看護や、術後の看護について学ぶことができます。機敏に動く習慣をつけることができ、手早い処置や看護が行うことができますから、胃腸科を経験しておくことで転職には有利になるでしょう。

胃腸科は外科の仕事が主ですから、術後など患者さんの症状などについての看護師の判断も素早くできるようになります。胃腸科では内視鏡やX線造影、MRIや超音波 などの様々な検査をして病気の早期発見をします。

看護師が胃腸科で求められることは?

看護師は検査の説明などを行い、患者さんが苦痛なく検査が行えるように援助します。看護師には胃腸科に関する専門知識やコミュニケーション能力、洞察力や機敏な動作などが求められます。

術後などはバイタルチェックを頻回に行い患者さんの異常の早期発見に努めます。患者さんのキビキビとした態度で、患者さんの観察を細かく行い、病状を把握し異常があればその判断を行い医師に連絡をします。

内科病棟と比較すると胃腸科の看護師のほうが忙しく、術後ということで責任も大きそうですね。経過が良く順調に回復して、退院することになった時には、日常生活に関する退院指導もしなければなりません。

胃腸科に勤める看護師には、他の診療科と比較してもより幅広い領域についての専門的な知識が必要になります。看護師としてのキャリアアップを目指す看護師には適している診療科でもあります。

勉強をするチャンスが多くあるでしょうし、多岐にわたる疾患の看護についても経験を積むことができ、やりがいのある診療科です。胃腸科は外科的治療を多くしますが、ガン末期の患者さんが入院している病棟でもあります。

胃ガン末期の患者さんは絶えず吐き気と嘔吐があり、口角がそのためにただれてしまうほどです。時間ごとに鎮痛薬の注射をするのですが、その効果がある時間が少しづつ短くなっていくのです。

ガン末期の患者さんは、痛みや吐き気などの症状が激しく、苦痛を訴えるので看護師としては精神的な看護やケアを欠かすことはできません。患者さんへの接遇が最も大変な仕事になるでしょう。

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