血液内科の看護師の仕事は?

血液内科には、血液や骨髄、リンパ線に関する病気の患者さんが入院しています。

貧血や出血傾向のある患者さん、白血病や多発性骨髄腫、悪性リンパ腫の疾患を治療する診療科です。

小規模の病院や診療所では、ICUや無菌室などの設備がない為に治療が困難な場合が多いです。

白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫や骨髄異形成症候などの治療には、化学療法や骨髄移植が行われます。

正常な白血球が減少している場合には、感染症から身を守るため、細菌をカットする高性能フィルターを備えた病室に入室する必要があります。

血液疾患の症状には、貧血に伴う息切れや発熱、リンパ節の腫大や出血などがあります。

症状が風邪と似ている為、早期発見が難しく血液検査で見つかるといった場合が多いようです。

血液内科に勤務する看護師は、検査の内容や方法についての知識があり、患者さんにわかりやすく説明できなければならないでしょう。

血液内科で行われる検査には骨髄穿刺やリンパ節生検などがあります。

看護師の業務内容は、抗がん剤や放射線による治療や骨髄移植治療の補助、患者さんの全身状態の観察などがあります。

具体的には、医師の診療の補助やバイタルサインのチェック、全身管理や点滴、与薬や採血などの検査、清潔ケアなどです。

看護行為を行う際には、免疫力が低下して感染しやすい状況の患者さんであることを、充分認識してケアを行うことが大事です。

血液内科にはどんな病気の患者さんがいますか?

血液内科で扱う疾患は、血液の病気全般です。血液の病気には、骨髄細胞の腫瘍やリンパ球の腫瘍、貧血性疾患や血小板異常などがあります。

血液内科の疾患の特徴は、難病が多いという点です。

再生不良性貧血や溶血性貧血、特発性血小板減少紫斑症などは厚生労働省の特定疾患に指定されています。

また、白血病や悪性リンパ腫は再発する可能性が大きい疾患です。

患者さんの不安は予測するに余りありますから、看護師の言葉遣いや態度などには十分注意が必要でしょう。

患者さんの家族も、患者さん同様に予後についての不安を持っています。

血液内科の看護師は、患者さんと同様に患者さんの家族に対する精神的なケアも行わなければならないでしょう。

血液内科の看護師が気を付けることはありますか?

血液内科では、医師と看護師だけではなく多くの専門職が関ります。

血液内科の看護師としては、チーム医療を行う上で、高いコミュニケーション能力が必要になってきます。

また看護を行う上でも、患者さんの精神的な面でのサポートを行う際にも高いコミュニケーション能力が求められるでしょう。

血液内科に入院する患者さんは、長期入院を余儀なくされている人が少なくないのです。

治療の効果の有無や病気の進行の程度、今後の見通しなどについて大きな不安やストレスを抱えている患者さんが多いのです。

精神的なケアは、特に血液内科の看護師の重要な役割となってくるでしょう。

血液内科の治療法として、放射線療法や化学療法、骨髄移植などがあります。

血液内科勤務の看護師として、化学療法に関する専門知識を持っている必要があります。

放射線療法や化学療法は、全身倦怠感や嘔気、嘔吐や脱毛などの全身的な副作用が出てきます。

患者さんは精神的にも身体的にも苦痛を味わうことになるのです。

血液内科の看護師には、患者さんへの身体的な面と精神的な面での高度なケアが求められるでしょう。

患者さんの立場に立ち、患者さんの苦痛を少しでも軽減できることを目的にして、血液内科で働いている看護師は少なくありません。

緩和ケア認定看護師やガン化学療法看護認定看護師を目指している看護師も、血液内科での経験がスキルアップに役立つでしょう。

また認定看護師としての資格取得者も、その高度な知識や能力を、薬の副作用で苦しんでいる患者さんや難病と闘っている患者さんが多い、血液内科で発揮することができるでしょう。

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