重症心身障害者施設の看護師の仕事について知りたいのですね?

重症心身障害者施設の看護師の仕事について知りたいのですね?

重症心身障害者施設の看護師は、どんな仕事をしていて、どんなやりがいを感じ、どんなキャリアアップがあるのしょうね?

今回は、重症心身障害者施設の看護師さんの仕事についてお話ししますよ。

重症心身障害者施設の看護師になるなら、まず知りましょう

重症心身障害者施設の看護師の仕事に興味があるなら、まずは重症心身障害者施設について知りましょうね。

重症心身障害者施設とは児童福祉法第42条で障害者入所施設として定義されている療養施設です。

 

重症心身障害者施設に入所できるのは、愛護手帳が1度または2度で、しかも身体障害者手帳の肢体不自由の程度が1級または2級のである人、または児童相談所から重症心身障害児(者)と認定を受けた人になります。

 

これだとちょっとわかりにくいですね。

知能指数が35以下で、座れる・または寝たきりという重度の知的障害と重度の肢体不自由の障害を合わせ持つ人が入所している施設というと、少しは分かりやすいでしょうか。

 

重症心身障害者施設は全国に194施設あり、看護師のほかに医師や薬剤師、生活支援員(介護士)、保育士、管理栄養士、理学療法士などのスタッフが働いています。

重症心身障害者施設の看護師は幅広い知識が必要ですよ

重症心身障害者施設の看護師は、医療的なケアを行うことが多いのですよ。

「障害者施設」というと、日常生活上でのケア、介護がメインと思うかもしれませんが、障害者施設の中でも重症心身障害者施設は、人工呼吸器をつけていたり、PEGを造設している入所者はとても多いのです。

さらに、人工呼吸器をつけている人、嚥下障害がある人は、誤嚥のリスクがとても高いですから、誤嚥性肺炎を起こしやすいですし、基礎体力がないため、一度誤嚥性肺炎を起こすと、それが命取りになることもあります。

 

私が言うまでもなく、誤嚥性肺炎の怖さは、看護師の皆さんならよく知っていると思います。

また、内臓疾患を持っていて、腎臓の機能が弱く、人工透析を受けている人もいるのです。

 

重症心身障害者施設では、呼吸ケアだけでなく、嚥下に関するケア、透析に関するケア等全身に関係したケアをしなくてはいけませんし、リハビリや褥瘡対策なども行いますから、幅広い医療知識や看護知識、看護技術が要求される職場なのですよ。

 

重症心身障害者施設の看護師は向き不向きが分かれる仕事です

重症心身障害者施設の看護師は、向き不向きが分かれる仕事かもしれません。

重症心身障害者施設では看護師は入所者の日常生活を援助しつつ、医療行為をして、入所者が少しでも快適に楽に生活できるようにケアをします。

そのためには、看護師は幅広い知識が必要になります。

 

また、重症心身障害者施設では家族ケアも大切なのですよ。

重症心身障害者の親や兄弟は、心の葛藤や罪悪感を抱えていることが多いので、そのような家族のためのケアも行わなければいけません。

 

ですから、看護師としてやりがいを感じる瞬間はたくさんあります。

あなたの看護で、入所者の方が笑顔になったり、リラックスできたり、家族が少しでも楽に感じれば、やりがいを感じることができますね。

 

でも、重症心身障害者施設では病院のように「元気になって退所する」ということはないのです。

重症心身障害者施設での看護は、基本的に現状維持が目標なのですよ。

 

病院のように回復することはないのです。

また、入所者と意志の疎通を取るのが難しいことがほとんどです。

そのため、「患者さんが元気になるところを見るとやりがいを感じる」とか「患者さんからありがとうと言われるとやりがいを感じる」というタイプの看護師さんは、重症心身障害者施設では、あまりやりがいを感じないかもしれません。

 

重症心身障害者施設で働きたいと思っている看護師さんは、自分がどういう時にやりがいを感じるのかを考えてから、重症心身障害者施設で働くかどうかを決めることをおすすめしますよ。

 

重症心身障害者施設の看護師はキャリアアップも可能ですよ

重症心身障害者施設の看護師は、キャリアアップもできると知っていますか?

「重症心身障害者施設は病院というわけではないから、あまりキャリアアップができなそう」とか「専門性を高めることはできないかも」という不安を持っている人も多いかもしれませんね。

 

でも、そんなことはありません!

重症心身障害者施設では専門性を高めてキャリアアップすることができるのですよ。

重症心身障害者施設での看護師のキャリアアップ資格をご紹介しましょうね。

 

重症心身障害看護師

重症心身障害者看護師は日本重症心身障害福祉協会が認定している資格で、重症心身障害者への看護のエキスパートと言える資格です。

 

重症心身障害看護師になるには、5年以上の看護師経験(うち重症心身障害者施設で3年以上)を持っていることが前提条件です。

 

そして、東京都重症心身障害者プロフェッショナルナース育成研修等の指定の研修を3年間で12単位以上受講し、個人研究と課題レポートを提出して審査に合格すると、重症心身障害看護師になることができます。

 

呼吸療法認定士

呼吸療法認定士も、重症心身障害者施設で役立つ資格ですよ。

呼吸療法認定士は、日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学学会の3学会が合同で認定していて、呼吸理学療法や酸素療法、人工呼吸などの呼吸療法に関する専門的な知識・技術を持っていると認められた資格です。

 

重症心身障害者施設の入所者は呼吸障害を抱えている人が多いので、入所者の方が少しでも楽に呼吸ができるように、また誤嚥性肺炎などを予防し、スムーズに排痰できるようにケアしなければいけませんので、呼吸療法認定士は重症心身障害者の看護では、とても重要な役割を果たすことができるのです。

 

呼吸療法認定士になるためには、看護師経験が2年以上あり、過去5年以内に認定委員会が認める学会や講習会に参加して、さらに認定講習会に出席して、試験に合格する必要がありますよ。

 

摂食・嚥下障害認定看護師

重症心身障害者施設では、認定看護師を目指すこともできるのですよ。

重症心身障害者施設で活躍できる認定看護師は、摂食・嚥下障害認定看護師です。

 

重症心身障害者施設の入所者は、嚥下障害を持っている人がほとんどですから、きちんとしたケアを行わないと、すぐに誤嚥性肺炎を起こします。

 

また、機能低下で経口からは食事を取れなくなることもありますが、日々の嚥下リハビリやケアによってその機能低下のスピードを遅らせることもできるのです。

 

摂食・嚥下障害認定看護師は、看護師経験が5年以上(うち専門分野が3年以上)あって、6ヶ月以上の研修に参加し、認定試験に合格する必要があります。

 

このように、重症心身障害者施設で働きながら、看護師はキャリアアップすることが可能なのです!

もし、重症心身障害者施設での仕事に興味がある、また将来的にキャリアアップしたいと考えているなら、転職支援サイトを使って重症心身障害者施設の求人を探しましょうね。

 

重症心身障害者施設の求人はあまり多くありません。

でも、転職支援サイトなら担当コンサルタントに伝えれば、簡単に求人を見つけてもらえるのです。

 

また、重症心身障害者施設の中でも、看護師のキャリアアップを支援してくれるところという条件を伝えれば、学費を一部負担してくれたり、研修は出張扱いで参加させてくれる重症心身障害者施設を紹介してくれますから、あなたにピッタリ合った重症心身障害者施設の求人を見つけることができるでしょう。

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