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看護師の10対1体制とはどのような事ですか?

更新:2023/03/30

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看護師の10対1体制とはどのような事ですか?

看護師の10対1体制とは何か、気になっているあなたに分かりやすく説明します。

看護師の10対1体制とはどのような事ですか?

10対1入院基本料の基準は、看護職員数が常時、入院患者10人に1人以上であることです。

そして、看護職員の最小必要数の7割以上が看護師であることです。

 

また、入院患者の平均在院日数が21日以内であること、患者の看護必要度等について継続的に評価を行っていることなどが挙げられています。

10対1入院基本料は入院患者1人1日につき1311点(1万3110円)が算定できます。

 

この額は、7対1入院基本料より255点(2550円)低い評価です。

10対1入院基本料では、看護必要度の基準を満たす患者を1割5分以上入院させる病棟では30点(300円)が加算されます。

 

また、1割以上1割5分未満の場合は15点(150円)が加算されます。

入院期間によって点数の加算が異なり、14日以内であるか15日以上であるかの差は258点(2580円)です。

 

10対1をとっている病棟としては、ギリギリの看護師数で7対1を取得することは経営的に得策ではないでしょう。

看護必要度が比較的低い患者さんを集約して、殆どの入院患者の在院日数を14日以内にするという方法もあります。

 

社会保障・税一体改革の2025年の到達目標では、高度急性期病床(7対1)が18万床で平均在院日数15~16日です。

一般急性期病床(10対1)が35万床、平均在院日数9日とされています。

 

10対1体制の職場で勤務する時、看護師にとって問題点はありますか?

看護師が就職する場合には、看護師数や働きやすさを把握する上で看護師の配置基準は重要な情報です。

 

1日24時間を平均して、入院患者1人に対する看護職員の人数に応じて以下のように区分されています。

10対1とは、入院患者さん10人に対し常時看護職員が1人以上必要です。

その最小必要数の7割以上が看護師であること、平均入院日数は21日以内と決められています。

 

7対1とは、入院患者さん7人に対し常時看護職員が1人以上必要です。

その最小必要数の7割以上が看護師であること、平均入院日数は18日以内です。

さらに看護必要度の基準を満たす患者さんを1.5割以上入院させる病棟であることになっています。

 

この区分によって診療報酬は異なり、7対1が最も収入が高い病院ということになります。

もちろん、7対1の病院は看護師数も多いために看護師からも人気があります。

 

大きい病院ほど7対1看護をとっています。

しかし基準を下回ると、10対1に戻らざるを得なくなり看護師数を減らすということになります。

 

10対1体制の職場で勤務する看護師のメリットは?

働く看護師の立場からみて10対1は、どのような意味があるのでしょうか。

看護師一人に対する患者さんの数は、少ないほど充実した看護ができます。

 

看護師数が多いと、一人の看護師が突然休むことになった場合でも他のスタッフで対応ができます。

病棟内の看護師が多ければ、夜勤の回数も減り休日も取りやすくなり無理のない勤務が可能になります。

 

少ない看護師数で時間に追われながら行う看護よりも、受け持ち患者さんとしっかり関わることのできる看護の方が看護師にとっては働きやすいですね。

より手厚い看護・高度医療への対応や安全の確保も図ることが出来ます。

 

看護師の人数が多めの病院では受け持ち制・少なめの病院では機能別で働く場合が多いです。

 

同じ7対1でも基準ギリギリの場合だと逆に働きにくい病院となることもあります。

7対1の病院に転職したけれども、以前の10対1の病院の方が余裕があり働きやすかったと離す人もいます。

 

15対1の病院の場合、看護師の割合は低く設定されていますから、看護師ではない看護職員数が足りない数を占めるという事になります。

看護師以外の看護職員には、看護助手や介護ヘルパー、看護学生などが挙げられる場合が多いです。

 

職場を探す際には、看護師の配置基準の確認と同時に看護数の充実度を把握しておきたいですね。

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マザーナース編集部
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