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看護師がケアミックス型病院の職場で働くデメリット&メリットとは?

更新:2024/01/07

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ケアミックス型病院の看護師求人のメリット・デメリット、注意点は何でしょうか?

「看護師がケアミックス型病院で働くデメリットって何?メリットも知りたいわ」

最近、ケアミックス型病院が増えてきていますね。

看護師がケアミックス型病院で働くデメリット・メリット、注意点などについてお話しましょうね。

看護師はケアミックス型病院とはどんな職場なのかを知りましょうね

看護師はケアミックス型病院とは、どんな病院かを知っていますか?

 

ケアミックス型病院とは、一般病床と療養病床や地域包括ケア病床、もしくは一般病床と精神病床のように異なる治療・ケアを行う病床がミックスされている病院のことです。

一般的には、急性期病棟と療養型病棟、急性期病棟と回復期リハビリテーション病棟などがミックスされていることが多いようですね。

 

このケアミックス型病院は急性期病院の生き残り方法として、またこれからの病院のあり方として注目を集めている形態なのですよ。

2025年問題を皆さんはご存知ですね。

団塊の世代が2025年には後期高齢者になるのです。

高齢者はどうしても回復が遅いので、入院期間は長くなる傾向にあります。

後期高齢者が急性期病院に入院すると、入退院の回転率が悪くなるので、病院の収益が上がらなくなります。

でも、転院先を探すのはなかなか難しいのですよ。

 

そこで、2025年の急性期病院の問題を解決するのが、ケアミックス型病院なのです。

地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟、療養型病棟を併設しておけば、病院内で転棟でき、急性期病棟の回転率を上げることができるのです。

ケアミックス型病院となることが、今後の急性期病院の生き残りにつながりますし、これからの病院のあり方の主流になっていくことは間違いありませんよ。

 

看護師はケアミックス型病院の職場のデメリットを知りましょうね

看護師がケアミックス型病院に興味があるなら、働くデメリットを知っておく必要があります。

 

配属希望が100%叶うとは限らない

先ほど、ケアミックス型病院のメリットでライフスタイルに合わせた働き方ができるとお話しましたが、配属希望が100%叶うとは限らないので注意が必要ですよ。

これは、ケアミックス型病院に限らず、どの病院でも同じですね。

 

高い専門性を身につかないことも

ケアミックス型病院は急性期と慢性期、急性期と回復期などがミックスされています。

 

病棟はそれぞれ分かれているとは言っても、「急性期専門病院」、「療養型専門病院」、「回復期リハビリテーション専門病院」と比べると、専門性は劣ることが多いのです。

ケアミックス型病院は、急性期病棟や地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟、療養型病棟も含め、全体として亜急性期の病院という位置づけのことが多いのです。

そのため、急性期看護を極めたい、慢性期看護を極めたいという人にとっては、やや物足りなさを感じるかもしれません。

 

看護師はケアミックス型病院の職場のメリットを知っていますか?

看護師はケアミックス型病院の職場のメリットを確認しておきましょうね。

 

ケアミックス型病院ではいろいろな経験が積める

ケアミックス型病院では急性期病棟・地域包括ケア病棟・療養型病棟・回復期リハビリ病棟などがミックスされていることが多いです。

 

つまり、ケアミックス型病院で働くと、急性期病棟で働けば急性期看護が、療養型病院で働けば慢性期看護が経験できますから、看護師としていろいろな経験が積めるのです。

転職せずに異動だけでいろいろな経験が積めるのはとても大きいですね。

 

急性期から慢性期までのケアができれば、看護師として広い視野を持つことができますし、将来的にどんな看護を専門にするかを決めることもできるでしょう。

 

ケアミックス型病院はゆとりを持って働ける

ケアミックス型病院は、急性期病院ほどの忙しさはありませんので、急性期看護を経験しつつも、ゆとりを持って働くことができます。

 

ケアミックス型病院の急性期病棟は、急性期専門病院の急性期病棟よりも比較的軽症な患者さんが多いのですよ。

先ほども説明しましたが、一般病棟でも超急性期よりも亜急性期の患者さんが多いのです。

他院から転院してきたり、自宅療養中に症状が増悪したりなどですね。

 

ですから、急性期看護に興味があるけれど、「長時間の残業は嫌、バタバタと忙しすぎるもの嫌」という人は、ケアミックス型病院で働くと良いですね。

 

ケアミックス型病院はライフスタイルの変化に対応できる

ケアミックス型病院では、ライフスタイルの変化に対応できて、長く働くことができるのですよ。

 

たとえば、独身の時は急性期病棟で働いて、結婚後や出産後はゆとりを持って働ける療養型病棟に異動するなど、ライフスタイルに合わせた働き方を選択することができます。

 

看護師がケアミックス型病院の職場で働く時の注意点

どんな病棟のケアミックスなのか

ケアミックス病院と言っても、急性期+療養型、急性期+回復期リハビリ、急性期+精神のようにどんな病棟のミックスなのかは違います。

また、どの分野に特化しているかも、病院によって異なります。

 

そのため、どの病棟のミックスか、どの分野に特化しているのかを調べておきましょう。

 

どの病棟に配属されるか

事前にどの病棟に配属されるのかも重要ですね。

あなたの希望に合った病棟へ配属してもらえるかは、必ず事前に確認しておかなくてはいけません。

 

看護配置基準

ケアミックス型病院で働くなら、各病棟の看護配置基準も確認しましょうね。

特に、ケアミックス型病院の急性期で病棟で働きたい人は要チェックですよ。

 

<一般病床>

  • 7:1=重症患者が多い(大学病院・総合病院並み)
  • 10:1=一般的な急性期
  • 13:1=亜急性期に近い
  • 15:1=慢性期に近い

 

ケアミックス型病院は病院によって一般病床の看護配置基準が異なります。

一般的なケアミックス型病院の急性期は13:1や15:1が多いですが、中には7:1の看護配置基準の病棟を持つケアミックス型病院もあります。

 

専門性を身につけたいなら7:1がおすすめですが、ゆとりを優先するなら13:1や15:1が良いですね。

どちらもほどほどが良いなら、10:1を選びましょう。

専門性を少しでも高めたいのか、ゆとりを持って働きたいのかによって、選ぶべきケアミックス病院は変わるのですよ。

 

本当にゆとりがあるか

ケアミックス型病院を選ぶ看護師さんの中には、

「ゆとりを持って働きたいから」

という理由を持つ人が多いと思います。

 

ケアミックス型病院は急性期病院よりもゆとりがあることが多いですが、本当にゆとりがあるのかをチェックしましょう。

 

  • 残業時間
  • 有給消化率
  • 年間休日

 

これ以外にも、看護師の勤続年数や離職率を調べておくと良いですよ。

 

ケアミックス型病院に転職したい看護師さんは、転職サイトを使うと良いですよ。

転職コンサルタントがあなたの希望に合ったケアミックス型の求人を紹介してくれますし、配属希望は叶うか、看護配置基準、残業時間・有給消化率、年間休日、勤続年数や離職率なども調べてくれるのです。

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執筆者情報

マザーナース編集部
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