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看護師の年金はどれくらいもらえるの?

更新:2023/03/27

[給料]

看護師の年金はどれくらいもらえるの?

看護師の年金って、いくらなのか気になっていませんか?

定年退職後の計画を立てるためにも、知っておきましょうね。

退職後の看護師の年金はどれくらいですか?

60歳の誕生日を迎えるとすぐに年金センターへ行き、年金額の見積もりをしてもらったのです。

25年の病院勤務で、65歳になった時の年金額は1カ月に割り当てるとナント81000円ほどなのです。

 

それに基金のお金が1か月56000円です。

厚生年金基金に加入している人は、 基金から国の報酬比例部分の一部である代行部分と、プラスアルファの年金を受け取ることができるのです。

 

私の場合は、2か所からの年金支給分を合わせても、1か月137000円です。

看護師の給料は一般女性と比較しても高額であることは分かるのですが、それにしても年金額が少なすぎるような気がします。

 

この年金額では、退職後もパートやアルバイトをしなければ生活が苦しくなりそうです。

「自分はまだまだ働かなければいけない」という実感がわいてきます。

 

看護師は何歳から年金をもらうのですか?

現役で働いている場合には、収入がありますから65歳まで年金をもらえない場合が殆どです。

60歳になったからと言って、簡単に年金をもらって楽な生活はできないということです。

 

バイトやパートをしていて収入額が少ない場合には、収入に応じて年金が支給されることがあります。

全額もらえる時もありますが、全額の何割かしかもらえないこともあります。

 

65歳前に年金をもらうと、金額が65歳にもらう時よりも何割か少なくなっていますが、働いているとさらに収入に応じて減額されます。

もしくは65歳まで支払われないこともあります。

 

私の場合も現役で働いているので、年金は一時停止となり支給されないという通知が来ています。

60歳を超えても働いていて年金をもらわず給料をもらうか、又は仕事を辞めて年金をもらうかについては、個人個人の考え方により異なるでしょう。

65歳で年金をもらう方が、60歳で年金をもらうよりも、支払われる年金額は高額になります

 

しかし65歳まで元気でいなければ、年金は一切もらうことはできなくなるということも考えられます。

看護師でも退職したり、収入が少ない場合であれば60歳からも年金をもらえるということです。

 

看護師が年金を退職後にもらうための手続きはどうすれば良いのでしょう?

看護師が退職後に年金をもらうためには、年金事務所(年金センター)に行って手続きする必要がありますよ。

 

年金をもらえる年齢の3ヶ月前ごろに日本年金機構から「年金請求書」が送られてくるので、それに必要事項を記入します。

そして、看護師は退職後に年金事務所(年金センター)で手続きして、年金請求書を提出すれば、年金を支給してもらえます。

 

看護師によって年金額は異なりますか?

私は公務員のままでいれば良かったと後悔していますよ

看護師の勤めている職場によっても勤務年数によっても年金額は異なります。

民間の病院に勤務している場合よりも、国家公務員の資格のある病院で勤務しているほうが、やはり年金額は数段高額になるでしょう。

 

若い時には、将来の年金の額についてまで考えることをせずに、簡単に転職をしてしまいがちです。

しかし中年になってから、自分の若いときの考え方が間違っていたことに気が付く人は少なくありません。

 

私も大学病院を数年で退職してしまったのですが、今では後悔しています。

国家公務員の資格があったのですから、退職まで勤めていたとしたら、どんなに高額な退職金と年金を支給されることでしょう。

 

しかし若い時には、残念な事に目先の働きやすさしか考えなかったのです。

看護師の勤務する職場によって年金額が異なることをしっかり考慮して、転職のことを考えると良いです。

例えば、子供が生まれたからと言ってすぐに退職せずに、育児休暇や病院の保育施設などを利用して仕事を続ける方が賢いですね。

 

国立病院は、以前は公務員の身分でしたが、独立行政法人になりましたので公務員ではなくなっています。

しかし、給料面など公務員に準じており、公務員であることとさほど違いはありません。

 

公立病院のなかで、都道府県の公務員看護師職になった場合は、選択肢の幅ができてきます。

たとえば、市区町村立の看護師になった場合は、自分から退職しない限りは、ずっと市区町村立の病院で勤務することになります。

 

都道府県の公務員看護師職になった場合は、都道府県立の病院に勤務しながら、異動で保健所勤務になることもあります。

精神保健福祉センターでの勤務や消防学校での勤務、看護学校での勤務など、辞令により色々な職場で働くことになるでしょう。

 

看護師の年金が多い職場はこちらです

看護師の年金額は、勤続年数や給料、職場によって変わりますよ。

そのため、この職場は将来の年金が多いと一概には言えませんが、老後の年金が多いとされる看護師の職場をご紹介しましょうね。

 

  • 公立病院
  • 独立行政法人(国立病院機構や国公立の大学病院など)
  • 私学共済(私立の大学病院)
  • 企業立の病院

 

これらの職場は、将来の厚生年金保険(報酬比例部分)が多くなったり、さらにその上の部分である厚生年金基金や確定給付型年金があるので、年金がたっぷりもらえるのですよ。

 

将来の年金がたっぷりほしい看護師さんは、年金が3階建てのところを選びましょうね。

1階=国民年金

2階=厚生年金

3階=厚生年金基金や確定給付型年金など

ちなみに、公務員の年金は3階建てですよ。

 

看護師の年金が少ない職場はクリニックかもしれません

看護師は老後のためにも年金はたっぷりほしいですね。

常勤として長く働いていれば、国民年金+厚生年金が貰えるので、

「お金がなくて老後の生活ができないわ」

という心配はないでしょう。

 

ただ、小規模なクリニックで働いている看護師さんは要注意ですよ。

従業員が5人未満のクリニックの場合、厚生年金への加入義務がないのです。

だから、国民年金のみになる可能性があるのです。

40年近く常勤として働いてきたのに、貰える年金は国民年金の月額60,000円前後のみということもあり得るのですよ。

 

今のうちに年金が多い職場に転職したい看護師さんは、転職サイトを利用しましょうね。

転職サイトなら、年金が3階建ての病院・職場を紹介してくれますよ。

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執筆者情報

マザーナース編集部
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