老人が嫌いな看護師の職場…若い患者ばかりの職場はある?
更新:2023/03/30
[悩み]老人が嫌いな看護師は、もちろんあなただけではありません。
老人が嫌いな看護師に向いている、若い患者が多い職場についてや、仕事を円滑に行うコツについてお話しますよ。
目次
老人が嫌いな看護師の職場として、適しているところは?
産科や小児科は、もちろん老人の患者さんはいません。
産科は若い女性ばかりが入院していますし、小児科は子供ばかりですから高齢者と接することはありません。
外科や整形外科は、老人の患者さんがいるかもしれませんが内科よりも少ないでしょう。
現代は高齢社会ですから、転倒し骨折をした高齢者が整形外科を受診しそのまま入院するケースも増えています。
事故などで怪我をして入院するのは若い人に多いですが、その場合には治療が終了すると退院します。
老人の場合には、リハビリをするのにも時間がかかり早期に退院することが難しいのです。
結局、長く入院する患者さんは、若い人よりも老人の方が多いという事になります。
救急外来も、他の病棟と比べると若い患者さんの方が多いでしょう。
救急外来は事故など、緊急事態の為に受診してくる患者さんが多いのです。
在宅で過ごす老人が緊急事態に遭遇する場合は殆どないですから、受診する患者さんは若い人が多いという事になります。
看護師で、老人が嫌いな人はいますか?
看護師を志す人は、病気の人を看護する為に看護師になります。
また、病気になる確率は、一般的に若者よりも高齢者が多いわけです。
従って、老人を嫌いな人は始めから看護師になりたいと考えないはずです。
老人が嫌いな看護師は、本当に少ないと言えるでしょう。
子供が好きで看護師になりたいと考える人もいますし、出産に立ち会いたいために看護師になる人もいます。
しかし、そんな看護師も老人に対して、特に好き嫌いの感情を持っているわけではないのです。
高齢者も若者も女性も男性も、患者さんには変わりがないのです。
看護師の仕事として、どんな患者さんであろうとも、一人の患者さんとして割り切って考えている看護師が殆どなのです。
しかし、人間ですから看護師の仕事を続けているなかで、老人と接している事を苦痛に感じる場合があるかもしれません。
そのような時には、無理をせず若い患者さんが多く入院している職場に転職しても良いでしょうね。
働きやすい職場でのびのびと仕事をする方が、自分の能力を最大限に発揮することが出来るでしょう。
老人が嫌いな看護師が、仕事を円滑にする為にはどうしますか?
一般病棟で他のスタッフとチームを組んで働いている時に、老人が嫌いだという理由で業務内容を変えることはできません。
働いている以上は他のスタッフと同じ仕事をこなさなければいけません。
老人が嫌いな看護師が、他のスタッフと円滑に仕事をこなすことは難しいですね。
いつも自分の業務を、老人が嫌いだという理由で、他のスタッフに押し付けることなど絶対にできません。
仕事を円滑にする為には、老人が入院していない職場で勤務する選択をしなければならないでしょう。
看護師転職支援サイトなどでは、こちらの希望を取り入れた職場を紹介してくれます。
老人が入院していない職場を探すことも可能です。
自分の働きやすい職場環境で仕事をすることが、継続して仕事をする為の条件でもあります。
老人が嫌いな看護師は、なぜ老人が嫌いなのですか?
看護師によって、老人が嫌いな理由はそれぞれ異なるでしょう。
寝たきり老人の介護として、排泄介助の仕事がありますがその仕事が苦手だという看護師はいます。
排泄の匂いなどの為に食欲が無く「仕事の時には昼食を摂取することが出来ない」という新人看護師もいます。
仕事や職場に慣れることで、老人に対する考え方なども変化し「老人の介護を嫌だとは思わなくなった」という人もいます。
老人の患者さんを、自分の親や祖父母だと考えることで、看護がしやすくなるという事があるかもしれませんね。
老人を汚いと考える人がいるかもしれませんが、身体保清をすることも看護師の仕事です。
老人を嫌いだという考えが変わらければ、看護師を辞めるか老人がいない職場に転職するより方法はないでしょう。
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