苦情の多い患者に看護師はどう対応すべきなのでしょうか?
更新:2023/04/08
[悩み]苦情の多い患者に看護師はどう対応すると、うまくいくのでしょうか?
苦情の多い患者への対応方法をお話ししますよ。
苦情の多い患者に看護師は疲れてしまいますね
苦情の多い患者に看護師は疲れていませんか?苦情が多い患者は、どこにでもいますね。
こちらが悪い場合は、誠心誠意謝罪しなければいけませんが、そうでない時もありますね。看護師は悪くないのに、どうしようもないことをグチグチと言われたり、理不尽なことを言われたりすることもあると思います。
どうしようもないこと、理不尽なことを苦情で言われてしまうと、こちらとしては謝ることもできないし、でも無碍にすることもできないしで、ストレスが溜まってしまいます。
モンスターペイシェントとは言わないまでも、苦情が多い患者には看護師は疲れてしまいますね。
苦情の多い患者にはうまく対応しないと疲れてしまいますし、時間は取られて、仕事がスムーズに進みません。
また、対応を間違えると、さらに苦情が多くなってしまいますので、苦情の多い患者への対応方法を知っておきましょうね。
苦情の多い患者に看護師はどうやって対応すれば良いのでしょう?
苦情の多い患者に看護師はどうやって対応すれば良いのでしょうか?これからお話しすることは、こちらに明らかな否がない場合のことですよ。
もし、あなたが間違った場合、ミスした場合、言葉遣いが悪かった場合などは、きちんと謝罪して、これからは同じような間違いをしないようにしてくださいね。
こちらに何の落ち度もないのに苦情が多い患者さんは、基本的に話を聞いてほしい人、ストレスが溜まっている人です。
ですから、傾聴する姿勢で苦情を聞きましょう。とにかく相手の話を聞くのです。何が言いたいのか、なんで苦情を言ってくるのかをきちんと聞きましょう。
あなたはストレスが溜まっている時に、愚痴を言うとスッキリすることがありませんか?人間は話したいことを全部話して、相手に聞いてもらうと、すっきりするのです。
ですから、看護の基本である傾聴と共感の姿勢で、患者さんの話を聞いてあげましょうね。
途中で、「でもそれは~」や「そうじゃないんです」のように、相手を否定する言葉を言うのはやめておきましょう。余計にヒートアップする可能性があります。
まずは、「そうですか」や「はい」のように、簡単な相槌を打つだけでとにかく相手の話を聞くようにすると、患者さんは満足しますし、その後の苦情も少なくなるはずです。
苦情の多い患者は看護師が対応せずに師長に報告しましょうね
苦情の多い患者は看護師では対応しきれないこともあると思います。どんなに傾聴の姿勢で話を聞いても、モンスターペイシェントのようにどんどんヒートアップしてきたり、怒鳴ってきたり、脅すようなことを言われたりなどですね。
そういう時は、あなたが対応しなくて大丈夫です。あなたが対応すると、相手はどんどんつけあがってきて、苦情がエスカレートしていくだけです。
苦情が多い患者は「若い」「女性」「看護師」を標的にして、苦情を言ってきます。この3つの条件が揃うと、自分よりも弱い立場であると認識するからです。
ですから、師長やその上の立場の人に対応を任せましょう。苦情が多い患者は、「師長」などの役職についている年配の人や「医師」の肩書には弱いのですよ。
また、苦情が多い患者については、職場で状況共有しておく必要がありますので、あなた1人で抱え込まずに、師長に報告しましょう。
苦情の多い患者への対応は1人で抱え込むと、余計にストレスになりますので、遠慮せずに師長に報告して、職場全体で対応するようにしましょうね。
苦情の多い患者への対応は疲れます。でも、傾聴の姿勢で対応して、師長に報告すれば、うまく対応することができますよ。
ただ、師長に報告しても、「私は知らないわよ」のような対応する師長がいるかもしれません。そういう師長とは一緒に働きたいないですね。部下を守ってくれない師長は、師長失格なのです。
そういう師長と働いている人は、転職を考えても良いと思います。転職する時は、転職支援サイトを使いましょうね。
転職支援サイトなら、担当コンサルタントが師長の人柄などを細かく調べてくれますので、信頼できて守ってくれる師長と一緒に働くことができるのですよ。
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